発育・発達相談
「大きい・小さい」「早い・遅い」「寝る・寝ない」「泣く、泣かない」
1歳までのお子さまの身体の発育・発達とこころの成長を見守ります。
定型発達が正解ではありませんが「個人差」頼りの様子見には落とし穴も!!
赤ちゃんの気持ちと発達の胆がわかると育児がぐっと楽しくなります。
●すこやか発育・発達クラス
赤ちゃんはお母さんのお腹の中でこれから生きていくために必要な身体と運動機能を臨月までにひととおり準備して産まれてきます。羊水を一日何回も飲み込んで嚥下の練習をしたり、指をしゃぶって おっぱいが吸える練習もしていました。
手足をいっぱい動かして自分の身体を自由に操れる運動をしたり、お母さん、お父さんとお話し出来るようにお口を動かしておしゃべりの練習もして…。
ところが生まれてきたら、ふわふわ羊水の無重力空間とは大違い!! 赤ちゃんの身体は毎日、重力との闘いなのです。そして言葉を持たない赤ちゃんはコミュニケーションの手段がとても限られています。
- 新生児は「おっぱい飲んでねんねして」を繰り返しています。それはどうして??
- 「抱っこなら寝るのに、ベッド・布団に着地したとたんに起きちゃう」のはどうして?
- 「母乳は足りているはずなのに永遠におっぱいを吸い続ける」おっぱい星人なのはどうして?
全部理由がちゃんとあるのです。オトナのわたしたちが無意識にやっている事も色々な機能が未熟な 赤ちゃんにとっては「頑張ってやらないとできない」大仕事なのです。
ヒトはこころと身体で出来ていますが、赤ちゃん時代はオトナ以上にこころと身体が強く結びついています。1歳までのこころとからだの発育・発達をすこやかに育んであげるためには栄養・睡眠・遊び “くうねるあそぶ”のバランスがとても大事!!
スキンシップ遊びを通して脳と身体をつなぐ神経回路を正しくインプットしてあげると 「できた!楽しい!」の心が育ち、自信につながるのです。
そして1歳までのすこやかな発育・発達がその子の一生を支える土台作りの時期である事をたくさんの お母さまたちに知って欲しいのです。 「生きやすい身体」「かしこい頭」「安定した心」を応援する赤ちゃんクラスです。
*内容は参加人数の多い月齢に合わせて随時変更されます。
*各クラス対象月齢内であれば何回参加されても構いません。
*クラス終了後に1時間のティータイムがあります。
【1~3ヶ月くうねるあそぶクラス】 | |
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・哺乳と睡眠のお話 「お口機能の育て方Step1」「心地よいねんねと抱っこの練習」 ・発達ファーストステップ 「首座りってどんな状態?」 ・1〜3ヶ月児のスキンシップ遊び 「ガーゼ遊びと腹ばい遊び」 ・1〜3ヶ月児のビジョントレーニング 「見えてる?見えてる!!」 |
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【4〜8か月くうねるあそぶクラス】 | |
・哺乳と離乳食のお話 「お口の機能の育て方Step2」 ・発達セカンドステップ 「ほんとの寝返りとお座り」 ・4〜8か月児のスキンシップ遊び 「手足のぐーぱーじゃんけんとまんまるころり」 ・4〜8か月児のビジョントレーニング |
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【9~12ヶ月くうねるあそぶクラス】 | |
・卒乳・断乳と離乳食のお話 「幼児食って何だろう?」 「卒乳・断乳のウソホント」 ・発達ラストステップ 「ダンシングヒップとはいはい」 ・9~12ヶ月児のスキンシップ遊び 「両手ジャンプと空中かけあし」 |
●個別発育・発達相談
生後1年までの発育・発達は個人差が大きくどこまでが正常で、どこからが異常なのかは専門家であってもなかなか、判断しづらいものです。
“発達途中で進化している”からこそ、経過を観察していくのですが、経過観察は「何もしないで、 赤ちゃんまかせでいつかできるようになるのを待つ」ことではありません。
赤ちゃんはいつでも好奇心旺盛で、毎日進化し、やれる事が増えるのが楽しいのです。半面、できなくてつまらない時は間違った身体の動きやコミュニケーションサインを使ってでも自分の欲求を満たそうとしてしまいます。
赤ちゃんの脳は何もインストールされていないコンピュータのようなもの。間違った使い方を繰り返すとそれが習慣化してしまうのです。
「この月齢で多くの赤ちゃんがこんな事ができるよ」がいわゆる定型発達。遅い、早いが重要なのではなく、「発達の順番を飛ばさず、その子のペースで毎日、できる事が増えていく」ことが大切です。
その赤ちゃんにあった興味・関心を刺激し、“できるを増やす”為に身体調和支援を行い、BHS体操やスキンシップ遊びを通して身体とこころを育んであげましょう。
より専門的な支援が必要と思われる場合は保健センター、医療機関と連携していきます
身体調和支援とは…
ゆう地域支援事業團代表取締役・保健師・発達支援コンサルタントの町村純子氏が開発した感覚統合のメソッド。 近年、急増している乳幼児健診で「異常ではない」が「正常とも言い難い」グレーゾーンの子どもたち。保護者が乳児期に「母乳の飲みが悪い」「反り返って抱きにくい」「少しの音でも目を覚ます」「1日中抱っこ」と 悩んで育てづらさを感じている赤ちゃんは幼児期に「着替えができない」「よく転ぶ」「いつまでも食具を使えない」 「偏食が激しい」など生きづらさを抱えるケースが多い。「治療・診断するのは医師の仕事。子どもの生きる力、育つ力を伸ばすのは子育てに関わる全ての人の役目」の理念のもと、育てやすさ、生きやすさを追求しBHSの普及に尽力している。リハビリ・療育など専門職でなければ出来ない技術ではなく、保護者が日常生活の中で行える体操(BHS体操)を学んでもらう事を目的としている。現在、全国の多くの歯科・保育園・児童デイサービスなどで取り入れられ、その効果が認められている。
離乳食相談
「ヒトの身体は食べた物と水分で作られている。」
このシンプルかつとても大切で成長に欠かせない事実をちゃんと考えてみませんか?
●離乳食クラス
【離乳食準備クラス:月齢4~6ヶ月を対象にしたクラス】 | |
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<内容> ・離乳食を食べられる心と身体のサインについて ・食具の選び方と食べさせ方、姿勢について ・初期離乳食を食べてみよう |
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【すくすく離乳食クラス:月齢7~9ヶ月を対象にしたクラスです】 | |
<内容> ・離乳食お悩み座談会 まる飲み込み・喉つまり・少食・便秘へのアドバイス ・口腔機能と消化のお話 ・形状別おいしさ食べくらべ |
●個別離乳食相談
10ヶ月を過ぎた離乳食のお悩みはクラス対応では難しい為、個別相談でお受けしています。
ご自宅に伺い、お子さまの食事環境、摂食状況を確認してアドバイスいたします。
クラス参加が難しい、10ヶ月未満の個別相談も承っております。